【将棋クエスト】穴熊恐るべし

▽相手は格上（3級）の方。向こうが先手でノマ四間を早々と明示されたので、こちらは右四間に。最近多いこのパターン。前回「にわか右四間」と書いたが、見返してみると随分採用している。気にはなっていたところ先日、本屋で右四間の本を発見。早速購入。▽主に読むのは対四間飛車の項。やられて嫌だし、こちらが採用することも多いし一石二鳥。詳しく内容を説明出来るレベルに自分はないので割愛…。ただ、印象に残ったのは四間飛車側が正しく指した場合右四間側は舟囲いでは堅さ負けするので穴熊を勧める…という感じの結論になっている点。ノマ四間党としても勉強になる。

f:id:himomagic:20200720094105j:image ▽実戦に戻る。こちらはとりあえず穴熊に組めた。あとは攻めるだけ。飛車交換してお互い打ち込んで。そこまで進んだ時点で、なんか…良さそうだ、と思ってしまった。普段は美濃囲いで守っているが、やられたら嫌なのはこんな感じかな？と攻めてみる。自玉の硬さからくる安心感は絶大。▽現代将棋では硬さにこだわらないという考え方が一般的だろう。しかし、級位者には難しいしやはり不安だ。「しっかり守って強く戦う」…振り飛車を勉強し始めた時、本に書いてあった事をこんな時思い出すとはなんて皮肉な。結果72手で勝利、恐るべし。なんか認定証までもらってしまった。5勝って…。そろそろ穴熊対策をちゃんとやろうと思う。こんな形で思い知らされて、なんか複雑な気分。