将棋自習室

ノマ四間級位者の今後 出来ない事はやらない

やっぱりノーマル四間飛車

▽相手によって右四間とノマ四間を使い分けていた。初級の頃は戦法を一つに絞った方が良い、と言われている。プロの先生もおっしゃっている事だから間違いない。だがしかし、将棋を覚えて勉強し、ネット対局でも勝てるようになり楽しくて仕方ない時期。もっと楽しみたいとか、作戦の幅を広げたいとか思い上がってしまった。ただし、基本はノマ四間、相手が角道を止めたら右四間。それくらいの気持ちだった。▽しばらくは調子が良かったのだが、ある日急に勝てなくなった。どころか、勝てる気がしなくなった。相手の全ての手が好手に見え、相手の狙いが分からない。挙句に、自分が何をすれば良いか分からない。頭が混乱し、居飛車振り飛車ごちゃ混ぜになっていた。自分より下級の方の棒銀を受け損なったり散々。それでも一定の成果はあった。それは自分の将棋IQは高くない事、そして居飛車の序盤からの乱戦を自分は楽しいと思えない、という情けない確信。気付けばレートを100以上落とす高い授業料を払った。▽それでも、この経験はするべきだったと思いたい。まずは、ノーマル四間飛車一本に戻す事から。その後対急戦をメインに勉強し直すだけで勝率が上がった。斜め棒銀棒銀、早じかけを中心に、玉頭位取り、5筋位取りをなぞる程度。この間ネット対局の場で、同じく級位である相手の方の中で持久戦を選ぶ人には出会った事が無い。▽その後少し調子を取り戻し、自分なりに考えを持って指せるようにまでなった。ので、失敗した局面を自分なりに反省できる。結果、訳もわからず次の対局という事がなくなり、尚且つ勝負の流れが楽しめるところまで持ち直した。今、少しだけだが上達を実感でき、負けても自分なりの納得が出来る。ここから再始動したい。