【将棋ノート余白】上を向いて立ち止まろう

ネット将棋を始めて昇級を重ねる時期が過ぎ、5級でしばらく停滞した時のこと。漠然と"ここらが潮時"と思った記憶がある。当時クエストでノマ四間。

年齢もあるし勉強法も手探りな自分…日々対戦するも勝ったり負けたり。対戦相手の方全員が強く思える。成長の手応え、無い。強くなるイメージ、わかない。これ以上は無いな…と。

それでも詰将棋を毎日やって、定跡本並べて、それから対戦。なぜだか少しずつ昇級する事が出来たが相変わらず自信は無いし、勝ったらホッとする毎日。そんなこんなで気がつくとウォーズで2級。

"潮時"と思ったあの頃と何が違うのか？

おそらく、何も違わない。そして、今後もそれは変わらない。

自信も無くビクビクしながら指して、勝ってホッとする。成長の実感もないまま詰将棋は毎日やり続けるだろうし、定跡本を並べて、対戦し続ける。しかも、いつだって自分以外は皆んな強い！

何も変わらない。今より少しだけでも強くなりたい、と思い続ける。